「普段やっているスマートフォンゲームが、それぞれ飲食店と公共交通機関や地方自治体とコラボレーションする」という話を聞いた時に、外に出るのが億劫になるのかそれともガッツポーズをしながら走って出かけるか。ユーザーの行動はだいたいこの二通りであると思われる。そして今回もまた胃袋と旅行欲を満たすそれぞれのコラボレーションが展開する事になる。該当タイトルは「原神」そして「勝利の女神:NIKKE」だ。
原神とお寿司のマリアージュ
HoYoverseは、マルチプラットフォーム対応オープンワールドRPG『原神(げんしん)』が、株式会社あきんどスシロー(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長:新居 耕平)の「スシロー」とのコラボを9月10日(水)より全国のスシローにて開催することを発表した。今回のコラボレーションは二回目となり、前回は2024年2月21日に開催された。

前回のテーマは「回転の宴」であったが、今回のテーマは「観月の宴」。期間中は一部メニューにコラボ限定ステッカーや、コラボ限定のメタリックカードがついており、メタリックカードの方はなんとシークレットが存在するとのことである。9月10日から16日までと、17日からでカードのラインナップが変わるほか、メタリックカードのQRコードを読み込んでゲーム内景品を引き換えたユーザーの中から抽選で、限定すし皿4枚セットなるものが当たる豪華キャンペーンも実施するとの事だ。
今回のコラボレーション対象キャラクターは夢見月瑞希、早柚、カチーナ、オロルンの4名。メタリックカードは期間によって違うデザインのカードが各キャラ1種類ずつ用意されている。なお、シークレットについては現在も未発表だ。
他にもソフトドリンクにはコラボ限定フィギュアやボトルといったものも付属するとの事で、非常に豪勢な内容となっている。前回のコラボレーションイベントがシール集めに終始していた事を考えると、両社とも本腰を入れて積極的に売り込みに掛かっている気迫が見えてくるものである。原神のゲーム内にも日本をモチーフにした地域「稲妻」や、お寿司のレシピが実装されている。この機会にゲームとリアルでお寿司を食べながら、推しが来るように祈願を引き当てて一喜一憂するのもまた乙なものであろう。
NIKKEと華やかな京都のコラボ
Level Infiniteは、ゲーム開発会社SHIFT UPと手を組んで制作した『勝利の女神:NIKKE』において、京都市およびJR東海との特別コラボレーションに関する新情報を公開。今回実施される「NIKKE in 京都 はんなりスタンプ回遊旅」および「NIKKE in 京都 with推し旅」についての特別PVを用意したとのことである。
このうちJR東海「推し旅」とのコラボレーション企画「NIKKE in 京都 with推し旅」は、9月11日(木)よりスタートする。このうち東海道新幹線車内では、往路(京都へ向かう)と復路(京都から離れる)でそれぞれ異なるボイスが楽しめるQRコードが公式サイトにて紹介されている。このコードには実は動作するための条件が存在し、公式サイトによれば「一定以上の速度を検知した時」にボイスを聞くことが出来るのだという。具体的な動作メカニズムは不明だが、それこそ「ダウンロードして聞いて終わり」というものではない作りになっていることから、没入感を高める事に注力した条件設定となっているのだろう。音声を聞けばオリジナル壁紙もダウンロード出来るほか、推し旅の乗車特典として配布されるオリジナル乗車券風カードと乗車券袋が用意されている。これを機に京都旅行の思い出を作るのも良いだろう。

「NIKKE in 京都 はんなりスタンプ回遊旅」については、公式サイトからの情報公開が9月19日からスタートする事になる。記事執筆時点ではまだ未公開であるものの、公開後の日程に併せて旅をしてみるのも良いプランかもしれない。
これに合わせる形でモバイルバッテリーシェアリングサービスである「ChargeSPOT」もコラボレーションを発表。9月19日より、京都府・大阪府内の「ChargeSPOT」バッテリースタンドにランダム配置という方式であるが、「ラピ:レッドフード」が華やかな振袖姿で描かれているバージョンのバッテリーが配置されるとの事だ。同社のサービスはレンタルと返却の容易さから利用者数は日本シェアNo.1。これまで手に取ったことのないユーザーも是非、京都に旅行に行き、NIKKEをプレイしながらモバイルバッテリーで充電を図ってみてはいかがだろうか。
2つの大きなゲームパブリッシャーによる相次ぐコラボレーションの発表。元々切り離されていたゲームと生活という2つの領域は、特に昨今コラボレーションカフェや製品、サービスの提供により大きく距離を縮めている。いままではグッズを買う事が主軸であった推し活も、時代を経て新しい形へとシフトしている最中にあるのかもしれない。
最終更新日: 2025年9月11日 09:27