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カービィのエアライダーには、どうやら非常に深く、暗く、危険な伝承(そしてストーリーモード)があるようだ

どういうわけか、『カービィのエアライダー』のプレゼンテーションが2回も行われた。「どういうわけか」というのは、『カービィのエアライダー』は単なるくだらないレースの集まりと、無意味だけど中毒性のあるシティトライアルモードのはずだったからだ。他に何を言うべきか?

どうやら桜井政博ディレクターは、ワンボタンゲーム『カービィのエアライダーズ』について45分間も駄弁っていたようだ。主にストーリーモードがあるようだからだ。

なぜ『カービィのエアライダー』にストーリーモードがあるのか?

任天堂は物事をそのままにしておくことを学ぶ必要がある。

カービィのエアライダーにはなぜかストーリーモードがある

カービィのエアライダーは、最初のプレゼンテーションでもう心臓発作を起こしそうだった。長年のカービィのエアライドファンとして、カービィのエアライダーには少し懐疑的だった。なぜ他のカービィキャラクターもマシンを操縦しているんだ?なぜカービィみたいにパワーを吸収できるんだ?茶色のカービィ(エアライドで登場したキャラクター)は一体どこにいるんだ?

カービィのエアライドを彷彿とさせるシンプルなゲームが欲しかった。あのゲームでは、ぼんやりとシティトライアルを一晩中プレイして、後になって必要にもならないパワーアップを集めていた。カービィのエアライドの素晴らしさは、そのシンプルさとひどさにあった。操作が苛立たしくもあり、何の目的も見出せない、素晴らしくもあり、同時に恐ろしくもあった。

ところで、『カービィのエアライダー』にはストーリーがあるようだ。

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2回目のDirectの最後、それも必要なかったのだが、桜井氏はストーリーモードについて少し触れた。物語の裏側を垣間見ることができた。そこには、あの粗末なマシンの理由も含まれていた。

これらのマシンの多くは、操縦性や旋回性がひどく、自力で動くことはできない。ほとんどの乗り物と同じだ。マシンは、乗ったキャラクターとリンクし、キャラクターは実質的に自分の「意志」をマシンと共有することになる。まるでテスラのようだ。

しかし、これらの機械はゾラと呼ばれる無機生命体に引き寄せられる。ゾラ自身や、これらの機械や乗り手に対してゾラが何を企んでいるのかについては何も明かされていない。しかし、ゾラが『星のカービィ スーパーデラックス』に登場する機械仕掛けの深宇宙物体「ノヴァ」と夢の泉と繋がっていることは分かっている。予告編の最後には、ゾラが目を開けるシーンがあり、ゾラの要請で目覚めたように見える。

カービィの伝承は既に非常に奥深く(そして憂鬱なほどにダークだ)。カービィは可愛いピンクの綿毛のように見えますが、実は何千年も前に生まれた宇宙戦士だ。彼は混沌のプラスエネルギーから生まれたが、カービィの悪役の中にはボイドのマイナスエネルギーから生まれた者もいる。愛も幸せも知らない存在、エンデ・ニルもその一つだ。カービィの伝承を徹底的に調べましたが、どれも非常に複雑で、深く、悲しく、そして興味深いものだった。

『カービィのエアライダー』のストーリーがこの宇宙(または複数の宇宙)にどのように当てはまるかを見るのは興味深い。

でも、カービィのエアライダーが前作みたいに、ただの無神経で馬鹿げた、つまらないゲームだと思っていただけだ。長年のファンで、特に目的もなくシティトライアルを何度も何度もプレイする長い夜を想像していた私にとっては、ちょっと残念な話である。

ボスが登場…しかも、宇宙を滅ぼすほどの強力な銀河の勢力になる可能性もある!ギャラクティック・ノヴァ? 02(ゼロツー)みたいなもの?それともエンデ・ニル?

正直言って、これはかなりワイルドな展開になりそうだ。長年待ち続けた「カービィのエアライド」が発売されれば良いのに、と諦めている私だが、その可能性には興味をそそられる。ここ数年で最大のカービィファンサービスになりそうだ。

でも茶色のカービィはどこにいるのだろう?

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川崎 理恵子
1995年大阪生まれ。ゲームニュースエディター。国内ゲーム雑誌の記者・編集者を経て、フリーエディターとして独立。プレーヤーの視点からゲーミングおよびEスポーツのさまざまな専門媒体に配信中。